カレイドスコープ ７万光年の胞子たち ／ 発・汗・惑・星 　(c)ホット・ビィ （GA夢）

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　（文責：　Moone　）　　　　　　　　　　　　　　.

「カレイドスコープ」…このタイトルには色々思い入れがあります。
当時の私は、かなりの期待をこめてこのゲームを始めました。
まず第一に、私の好きなSF（ロボット）もののRPGであること。
さらに「７万光年の胞子たち」というロマンチックなサブタイトル。
「S.F.3.D.」の世界観による渋いパッケージ もいい雰囲気でした。

しかし、そんな期待とは裏腹にゲームはなかなか厳しいものでした。
テープ版ということもあって、快適さとはほど遠いゲーム性であり
キャラクタの成長が遅く、序盤の「作業」っぽさが否めませんでした。
さらに、冒険世界でのマップ表示がブラスティー状態。
それも現在座標表示コマンドのないブラスティー状態です。
私は当時からマッピングは真面目にやるほうだったのですが、
このカレードスコープは、本当にちょっと油断するとすぐ迷います。
セーブが簡単にできないので（最初の町に戻ってパーティを解散し
ローダーに復帰してからセーブコマンドを選ぶというシステム）
延々と歩き回ったあげく迷ってやり直し、なんてことがざらでした。
画面も白黒中心の地味なもので盛り上がりに欠ける感じでした。
（これはそういう演出だったのかもしれないのですが…。）
そんなこんなで結局、私はこのゲームをあきらめてしまいました。

しかし、現代の私たちはエミュレータという文明の利器を獲得しました。
「どこでもセーブ」ならば、ゲーム性の厳しさはかなり解消できるはず。
完全クリアまでは行けずとも、水先案内ぐらいは務められるのでは…
そんな思いから、この「カレイドスコープ」に再挑戦してみることにしました。
以下、そのレビューと攻略ポイント等をご紹介してまいりたいと思います。

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