A列車で行こうU98・第二部 中国編
第一部・アメリカ編は初代の復習マップみたいなものでしたが
この中国編からはA列車Uの難しさを随所に感じるようになってきます。
アメリカ編を省略したので、このページでは基本も含めて解説します。
中国編以降は、おおむね以下の共通点があります。
・最初の町周辺の人口が少ない
(第2駅の配置を間違うと、出費に発展が追いつかず倒産する)
・町の発展により、道をふさがれやすい
・客車や貨車が、マップ各所に分散している
このあたりに注意して、常に先を読んで行動しなければなりません。
なお、中国編マップは右上が北、左下が南となっているので、
この攻略では方角は上下左右で表記しています。
●マップ概要
始発駅は中国第一の都市、北京。
マップ下部中央の陸が切れ込んでいるあたりが上海で、
ここからはるばるマップ左上(西)へ上っていく大河が長江ですね。
しかし。
マップ左下、主席官邸はどう見ても香港です。
そしてマップ右上の目的地・主席別邸は半島最南端の釜山…いいのか。
そうかッ!
アートディンクは香港返還も、太陽政策も予言していたんだよ!
な、なんだってー(ry
●マップ攻略
◇環状線の建設
さて、気を取り直してまずは環状線の第1駅をどこにおくかを慎重に検討します。
人口の少ないマップでは、駅の位置の1マスのずれが黒字化の速度を左右します。
「北京ならもっと人いるだろ常識的に…」という声を飲み込んで
いろいろ試行錯誤したあげく、私はこのあたりを選びました。
本当はもっと美しく線路を引きたいのですが、贅沢を言ってると倒産しますw
建設作業時は「CTRL+H」で速度を下げ、落ち着いて作業を行いましょう。
写真では初期駅(ゲーム開始時からあるタテの駅)の下にもう一つ駅がありますが、
これは置いてある資材の積み込みのために建設したものです。
なお、駅やレールは毎日維持費(税金)がかかるので、こういう貨物駅やレールなどは
不要になったらすぐに撤去するようにしましょう。
次は、最重要ポイントである、第2駅の配置です。
一般的に、乗客駅として必要な要素は3点あります。
・距離…手前の駅から近すぎず遠すぎず
・人口…すでにある程度の家が建っており
・平地…山や川などがなく、家が建つ広い敷地がある
しかし、この中国マップでは3要素をすべて満たす候補地はありません。
そこで、早期の収入確保のため、「距離」と「人口」を重視して第2駅を建設します。
私が選んだのは、マップ上方向にある川向こうの町です。
ここはおそらく遼陽、日露戦争の激戦地ですね。ちなみに海は遼東湾、川は遼河。遼づくしです。
光栄コーエー三国志でいうと1国・襄平にあたるようです。
平地要件は最悪ですが、まとまった人がいるのがここぐらいしかないのでやむを得ません。
なお、北東と南東へ余計なレールが出ているのは、将来の発展方向への布石(地上げ)です。
環状線ができたら、さっそく客車0、1、2、3を走らせましょう。
最初は環状線が短くて十分な間隔がとれないので、適当に3時間おきぐらいで走らせておきます。
なお、客車4、5、6、7についてはしばらく放置プレイとします。
マップ最下段まで工事を行うには、現時点では資金が足りないでしょう。
最初はなかなか家が建たず大赤字の状態ですが、ひたすら我慢の一手です。
「CTRL+A」でスピード最速にして町の成長を見守りましょう。
ときどき空白地の「整地」(一度レールを敷いて、すぐはがす)をきっちり行ってやれば
資金が2〜3万ドルまで減ったあたりで黒字転換するはずです。
ここで焦らずもう少し、40日あたりまで待って第一駅周辺を完全に発展させます。
第一駅は、環状線拡大時の成長エンジンになるので、最大限育てておくのがコツです。
この間に資金も7万ドルぐらいまで回復してくるでしょう。
ちなみに、駅周辺はスプロール現象的にどんどん発展していくので、
あとで環状線を拡大したい方向へは、家が建つ前にレールを伸ばして
土地を確保しておかなければなりません。これが「地上げ」です。
将来的には、こんな風に発展してくれます。
人口さえ確保できれば、あとは初代A列車と同様に環状線を拡大して行くだけです。
まずはマップ右上の主席別邸へ向けて、少しずつ環状線を広げていきましょう。
この時のコツは、第1駅の大量の乗客を、新しい駅に降ろして町を急速発展させることです。
(よって、最終的には環状線の順番は第1駅⇒第5駅⇒第4駅⇒第3駅⇒第2駅となります)
また、環状線が十分広くなったら、「F4」の駅発車時刻設定をうまく使って、客車の間隔を広げましょう。
過密ダイヤにしている場合に比べて、乗客の入り具合が少し改善されます。
第3駅。
遼東半島のど真ん中、歩雲山の頂上?です。
右上に見えている河は鴨緑江ですね。
第4駅。
あの国の、平安北道のどこかと思われます。
右の川の向こうが首都ですな。
第5駅。
五・一八の光州のあたりです。
この辺まで来ると、客車が1回止まるごとに家がばんばん建ってスガイコトニ。
なお、上記第2〜5駅の発展後の写真は、空白地の整地や地上げをしていない状態です。
これを参考に、きっちり整地等を行い、足の踏み場もないぐらい家を建ててもらいましょう♪
第1駅の発展後の写真は、整地を行った状態です。乗客も800人ぐらい乗ってくれます。
(左上でひそかに地上げに失敗していますが…)
第5駅建設時点で、日数は100日、残資金は30万ドルぐらいになるでしょう。
資金も十分なので、そろそろマップ下の客車4、5、6、7を拾いに行きましょうか。
私の場合は、現在の環状線と客車0、1、2、3はそのままにしておき、
マップ下半分に第2環状線を作ることにしました(始発駅はマップの初期配置駅)。
そのため、始発駅周辺をさらにテコ入れすべく、第1環状線に第6駅を作ります。
あとは、北環状線と同じです。まずは小さな環状線を作り、
あちこちのレールをかき集めて最下部まで下りて、客車4、5、6、7をつれてきます。
始発駅が開発済みなので、南環状線はどんどん成長させられます。
最後は、貨車8・9号付近の資材集積所から資材を調達して、
主席列車専用線を引いてやれば、マップクリアです♪
◇畑つぶし
初期配置駅の左のほうに、主席列車を阻む畑があり、これをつぶさなければなりません。
畑つぶしの方法については、総合解説をご覧下さい。
◇トンネル
マップ左下部に山岳地があり、主席列車を通すためにはトンネルを掘る必要があります。
左上へ抜けるルートがやや難しいので、トンネルを掘れる場所のマップをおいておきます。
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